+9 blog season11

不定期で記事を投稿しています! 趣味ブログですが、よろしくお願いします!

「“Snow Jail” 第1話」#939

こんにちは!

+9です( ´ ▽ ` )ノ

 

 

 

昨日の記事、

はてなブログを利用し始めてから

ちょうど400個目の記事でした!

 

ついさっき気づいた( ̄▽ ̄;)

 

 

 

さて今日はちょっとチャレンジ。

 

今まであまりやったことのない感じの記事を

書こうと思います。

 

 

今日は天気も良く、気温も高かったので

早めの夏を感じた1日でしたねσ(^_^;)

 

 

夏。

 

 

涼める(?)お話を自分で考えようかと( ̄▽ ̄;)

 

 

 

では早速始めます!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【Snow Jail】

 

第1話「大吹雪の翌日」

 

 

 

大吹雪の翌日。

 

昨日とは打って変わって良い天気。

 

町中が雪に包まれ、

子供たちは無邪気にはしゃぎ、

腰を痛めながらも雪かきをしている住民たちが

街を賑わしていた。

 

 

 

 

ー神崎宅ー

 

 

 

神崎裕翔【かんざき ゆうと】(以降“裕翔”)

「ふわ〜あ…」

 

 

神崎恵【かんざき めぐみ】

(以降“裕翔・母”)

「あらあら、大きなあくび。

ゆうちゃん、昨日は眠れなかったの?」

 

 

裕翔

「うん…外がうるさくってさ」

 

 

裕翔・母

「うるさい?

あ、吹雪の音?」

 

 

裕翔

「まあ、それもなんだけどさ…

なんか2週間くらい前から

人の声みたいなのが聞こえるんだよ」

 

 

裕翔・母

「何それ!怖いこと言わないでよ!」

 

 

裕翔

「あ、ごめんごめん(笑)」

 

 

裕翔・母

「どうせ風か何かを

声と聞き間違えたんでしょ!全くもう…」

 

 

裕翔

「じゃあそろそろ部活行ってくるよ」

 

 

裕翔・母

「あんな吹雪の後なのに部活あるの!?」

 

 

裕翔

「顧問の伊藤先生から連絡ないからね、

無断で休むの、基本ダメだし。」

 

 

裕翔・母

「頑張るね〜。

雪すごいだろうから、

足下気をつけていくんだよ。

行ってらっしゃい!」

 

 

裕翔

「ってきまーす」

 

 

 

ー登校路ー

 

 

ズルッ!

 

裕翔

「うおっ!危なかった(笑)」

 

 

???

「うほっ(笑)

間一髪だったな〜裕翔!」

 

 

裕翔

「うっせぇ大樹!(笑)」

 

 

竹村大樹【たけむら たいき】(以降“大樹”)

「へっへっへ〜ん(笑)

ところで裕翔さ、昨日夜何してた?」

 

 

裕翔

「昨日の夜って、何時頃の話?」

 

 

大樹

「ん〜、吹雪がめっちゃ激しい頃」

 

 

裕翔

「雑か(笑)

そうだなぁ、外出らんなかったし

家でゴロゴロしてたよ」

 

 

大樹

「ふ〜ん、そっか…」

 

 

裕翔

「な、なんだよ」

 

 

大樹

「いんや、別に何でもない」

 

 

裕翔

「スッキリしないな…」

 

 

 

ー学校前ー

 

 

 

大樹

「あれ?門閉まってるよ」

 

 

裕翔

「あちゃ、

しゃーない、俺鍵もらってくるわ」

 

 

大樹

「ほーい、頼んだ〜」

 

 

 

ー事務室ー

 

 

 

裕翔

「すいませーん、

門の鍵を借りたいんですけどー」

 

 

シーン…

 

 

裕翔

「すいませーん!」

 

 

 

 

裕翔

「なんだ、誰もいないのか…」

 

 

裕翔

「んああ寒いっ!

一旦大樹んとこ戻ろ!」

 

 

 

 

 

一方その頃。

 

 

 

ー学校前ー

 

 

 

大樹

「は〜さむさむさむさむさむ…

裕翔おせぇよ」

 

 

???

「ん?竹村か?

何してるんだこんなところで」

 

 

大樹

「あ!田村先生!

今日部活なんですけど

門に鍵かかってるんすよ〜」

 

 

田村圭司【たむら けいじ】(以降“圭司”)

「部活ってお前、

あんな吹雪の後だぞ。

どんな部活だろうが休みだろ」

 

 

大樹

「いや〜でも

伊藤先生からなんも連絡無かったんで、

かといって無断で休むのはマズイと思って」

 

 

圭司

「お?

伊藤先生が連絡無いなんて珍しいな…

ちょっと俺が直接聞いてみるよ」

 

 

大樹

「お!あざーすっ!」

 

 

 

電話をかける圭司

 

 

 

圭司

「ん〜、繋がらないな…」

 

 

 

 

少し後

 

戻ってくる裕翔

 

 

 

裕翔

「あれ?田村先生?」

 

 

圭司

「おお?

なんだお前もいたのか神崎」

 

 

裕翔

「おはようございます」

 

 

大樹

「遅いぞ裕翔!鍵は?」

 

 

裕翔

「それがさぁ、事務室空っぽだったんだよ」

 

 

大樹

「はぇ!?もう終わってんじゃん!」

 

 

圭司

「事務室空っぽってのはおかしい…

学校が休みでも、

最低2人は絶対事務室にいる決まりのはず…」

 

 

大樹

「昨日の吹雪で

事務員さんも来れないんじゃないっすか?」

 

 

圭司

「いや、交代制だが

1人は絶対に2日続けているはずなんだよ

つまり昨晩の吹雪を事務室で過ごした人がいるはず…

神崎、部屋の電気はついてたか?」

 

 

裕翔

「窓から見える限りはついてましたけど…

奥の部屋は分からないです」

 

 

圭司

「俺がもっかい見てくるわ。

2人はいてもしょうがないし、今日は帰んな。

伊藤先生には俺が後で直接言っとくから」

 

 

大樹

「あ、すんません。

じゃあよろしくお願いしやーs…」

 

 

裕翔

「いや!一緒に行きますよ。

ほら、大樹も行くぞ」

 

 

大樹

「裕翔のことだから

そう言うと思ったんだよね〜…

寒いし早く帰りたいから

限界きたら俺帰るよ?」

 

 

裕翔

「それで良いから!

じゃあ行きましょう先生」

 

 

圭司

「しかしなぁ、

雪もまた降ってきたみたいだし…

って!おい!」

 

 

裕翔

「本降りになる前に

切り上げれば良いんですよね!

なら急ぎましょう!」

 

 

大樹

「やれやれですね、先生(笑)」

 

 

圭司

「しょうがない奴だな…」

 

 

 

先へ急ぐ裕翔。

それについていく大樹と圭司…

 

開いていない高校の門

 

なぜ事務室が空っぽだったのか

 

陸上部顧問である伊藤先生と

なぜ連絡が取れないのか…

 

 

3人が事務室へと向かっている頃

神崎宅には、ある客人が訪れていた…

 

 

 

ー神崎宅ー

 

 

ピンポーン

 

 

裕翔・母

「はーい、今出まーす」

 

 

???

「突然お邪魔してすみません。

神崎さんのお宅で間違いありませんね?」

 

 

裕翔・母

「ええ、そうですけど…

失礼ですが、どなたですか?」

 

 

???

「ああ、これは失礼いたしました。

私、神街警察署の“門野【もんの】”と申します」

 

 

裕翔・母

「警察の方…

どういったご用件ですか?」

 

 

門野

「息子さんの裕翔君ですが、

少しお話を伺いたくお邪魔させていただきました

今ご在宅でしょうか?」

 

 

裕翔・母

「今はいないです

帰りは遅いと思いますが…

あの…息子が何か?」

 

 

門野

「あ、いえいえ

今我々が追ってる事件について、

息子さんが重要な情報を持っている

可能性が出てきたため、

協力していただきたいだけなのです」

 

 

裕翔・母

「息子が…

分かりました。本人に伝えておきます」

 

 

門野

「ええ、よろしくお願いします

では、また伺いますので」

 

 

裕翔・母

「はい、失礼します」

 

 

 

ー神崎宅前ー

 

 

門野

「…やっと見つけた」

 

 

 

 

to be continued

 

 

 

 

 

 

 

 

はーい!いかがだったでしょうか?

 

って、まだ全然分からんわ!w

 

どのくらい続くのかは分かりませんが、

不定期で続きを書いていきます!

 

 

 

以上+9でした!

 

ではでは

また明日( ´ ▽ ` )